校内研究授業がありました。1年建築科、3年工業化学科

2022年11月18日 14時19分

11月18日(金)1限に1年建築科で田口先生の研究授業「工業情報数理」、3限に3年工業化学科で野本先生の研究授業「化学工学」がありました。

「工業情報数理」ではプログラミングの基礎について学びました。

BASICを使用してコマンド(IF~THEN~END IF)の扱い方について学習しました。

生徒の自主的な学びを深化させるためのルーブリック評価を示したり、

授業の振り返りをさせるリフレクションシートを用意したり、

また、深い理解を促進させようとEILSで小テストを実施したりと、事前準備がしっかりできていました。プログラミングのような学習は、個人によって習熟度に差があり置いてけぼりの生徒が出てくることもありますが、丁寧な説明と明確な指示によりほぼ全員が学習目標を達成できたように見えました。

「化学工学」では、蒸発缶の物質収支と熱収支について学びました。

難しい内容であったにもかかわらず、先生の丁寧な説明と理解度を確認しながら進める授業のおかげもあり、こちらもほぼ全員が演習問題の解答を導くことができました。

普段の信頼関係が伺える温かい雰囲気でありながらも緊張感のある締まった授業でした。

第42回全国高校生プログラミングコンテスト 準優勝 ~メカトロ部~

2022年11月18日 09時20分

未来のIT技術者の登竜門、全国高校生プログラミングコンテストが埼玉県で11月11・12日と行われました。このコンテストはサーバにアクセスし、マップが出現してその中を自作したプログラムで動作させます。動作方法は完全に自作したAI(人工知能)プログラムが動作するようになります。例えば得点が大きいアイテムがあった場合、最短ルートを探し出すプログラムなど、搭載するプログラムは多種多様でアイディアも必要です。マップにはさまざまなアイテムが存在し、それらを取得した点数や相手クライアントをPUT(潰す)と点数が加算されます。

日本工業大学前にて大会会場にて

全国で34作品のなか、1次予選、2次予選を勝ち抜いた8校が本戦に出場しました。本戦では最初にリーグ戦が行われ、その中で上位4校に絞られます。本校は1次予選と2次予選1位となり、本選でも上位に入り、決勝トーナメントに進出しました。

作戦を考えている様子作戦を考えている様子大会の様子

決勝トーナメント(準決勝)では埼玉県立久喜工業高校と対戦し、4対0で勝利することができました。決勝では、埼玉県立越谷総合高校と対戦し、1対3で惜敗して、準優勝でした。

AIプログラムが動作している画面AIプログラムが動作している画面

プログラムをメインで作成した情報電子科2年の村上さんは、「3年ぶりの現地開催で戸惑うことも沢山あったが、自分たちなりに一生懸命努力して、その成果が出たので、とても良い思い出になりました。来年度こそ優勝したいです。」と述べてくれてくれました。参加した生徒たちは、熱心にプログラミングに取り組み、技術を向上させることができました。来年度こそ優勝できるよう頑張ってほしいと思います。

 

 

今日は何の日?

2022年11月18日 08時00分

本日11月18日は「土木の日」です。皆さんご存知ですか。

土木の2文字を分解すると十一と十八になることと、土木学会の前身である「工学会」の創立が明治12年11月18日であることから、11月18日を「土木の日」と制定しました。それにともなって11月18日から11月24日までを「くらしと土木の週間」と呼んでいます。

「土木家(←変換ミスではありません)」の生徒達も日頃から授業を通じて、知識や技能の理解を深めています。

そこで、土木の日にちなんで最近の取組を紹介していきます。

まずは3年生です。「課題研究」では各班に分かれて研究を進めています。木工製作や3DCAD、防災など魅力的なテーマが豊富です。

また放課後等に行っている大学入試に向けての小論文対策にも熱が入ってきています。

 続いて2年生は、今週15日(火)にはクレーン体験学習会がありました。普段間近で見ることができないクレーンの迫力に生徒達も興味津々でした。

 最後は1年生です。角材を使って橋梁模型製作を行っています。2人1組で協力しながらの作業です。また放課後等には計算技術検定試験に向けての勉強です。毎日夜遅くまで頑張っています。

 

 各学年とも様々な取組です。

 

今後も土木家をよろしくお願いします!

技能五輪全国大会「高校生では全国1位」~メカトロ部~

2022年11月17日 08時39分

技能五輪全国大会に本校メカトロ部の生徒が5名出場し、出場する高校生のなかでは1位となりました。

技能五輪全国大会(厚生労働省・中央職業能力開発協会主催)とは、国内の青年技能者の技能レベルを競うことにより、青年技能者に努力目標を与えるとともに、広く国民一般に対して、技能の重要性や必要性をアピールすることにより、技能尊重気運の醸成を図ることを目的とする大会です。

大会会場の幕張メッセ大会の様子

そのなかで、電子機器組立て職種に参加しました。その職種とは電子回路実装基板への部品の取付けやプリント配線板への接続・接着等により、電子回路を内蔵した各種機器の総合的な組立て及び点検を行い、併せてプログラミングを行い、課題を完成させる職種です。

昨年度の大会で使用した基板昨年度の大会で作成した基板

今大会に至るまでは、1次選考会・2次選考会を勝ち抜かないと進めません。本大会では企業34名、職業大学校8名、高校生6名合計48人が出場しました。この大会は2年に1度国際大会が行われるなど、大手企業も若手社員の教育の一環として社名をかけて熱心に参加しておりますが、そのなかで5名が本校生徒であり、そのうちの1名は2年生で、出場する職種の中では史上最年少でした。

電子機械科3年石田くん大会最年少で出場した北山くん情報電子科3年芳野くん電子機械科3年重松くん

大会は11月3日~7日まで行われました。大会結果は、電子機械科3年の川手さんが全体で33位(高校生では全国1位)で、2社5名もの企業選手よりも得点を上回りました。川手さんは「3年間努力した結果が実りとても嬉しいが、時間を上手に使えばもっと順位を上回ることができた。来年度出場する後輩達に技術を託しがんばってほしい」と語ってくれました。

高校生1位の川手くん

また、卒業生でメカトロ部OBの二宮選手(関東能力開発大学校所属:電子機械科卒)も参加しており、大会60年の歴史のなかで、学生初の敢闘賞を獲得しました。その他、企業選手として参加している先輩方も多数参加しており、活躍も素晴らしいです。

この大会で得た経験により開発者の道を歩んで、松工の百錬鉄魂を受け継いで欲しいです。

大会会場内にて幕張メッセ前にて

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