~ 松工の3学期が終わりました ~
19日、終業式の前に、かがやき松山大賞、第17回日本工業大学マイクロロボコン高校生大会1インチ部門、第71回情報技術検定の表彰伝が行われ、その成果を讃えました。
また、1か年皆勤の表彰が行われました。第2学年の代表細川さん(土木科)、第1学年の代表宮岡さん(電気科)に、それぞれ賞状が授与されました。
表彰伝達に引き続き、第3学期終業式が行われました。
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工業化学科
工業化学同好会の生徒2年生の酒井さん、1年生の渡部さん、西森さん、乘松さん、平尾さん、山本さんの6名の生徒が、砥部中学校に訪問し、放課後、集まってくれた希望者1年生17名、2年生4名を理科室に招き実験教室を開催しました。
生徒たちは、自分の卒業した中学校に訪問し、自分たちが学んでいる化学の実験を知ってもらいたい、実験を通して理科を好きになってもらいたい、工業高校について知ってもらいたいという思いで母校に出向いて実験を行ってきましたが、今回は、初めての中学校訪問でした。
今日の実験は、化学反応を使って、大気圧を利用した空き缶つぶしの実験です。塩酸と大理石(炭酸ナトリウム)が中和反応して発生した二酸化炭素の気体を下方置換法で空き缶に入れます。そこへ水酸化ナトリウムの水溶液を加えてすぐふたをします。すると、缶の中で今度は二酸化炭素と水酸化ナトリウムが中和反応を起こして、二酸化炭素の気体は、炭酸水素ナトリウムとなって水に溶けてしまいます。すると、大気圧に押されて缶はつぶれてしまいます。反応にちょっと時間がかかりますが、しばらくしてからパーンという音を立ててつぶれ、反応が進んでさらにつぶれます。この間、高校生と中学生との会話が弾み、とてもよい雰囲気で楽しく実験することができました。
保護メガネをかけてもらって、危険な水酸化ナトリウムを天秤で測ったり水に溶かしたりしながら、安全に扱うことや、水酸化ナトリウムが工業的には苛性ソーダと呼ばれ、たくさんの化学製品の原料になっていることなども学んでいただくことができました。最後に、工業高校のことについても知っていただくこともできました。
その他の中学校や小学校にも出前出張いたしますので、ご連絡お待ちしています。学校では、次のネタも研究してまいります。
出前授業
松工家庭クラブです。3月15日(金)料理講習会を実施し、チーズハットグとマシュマロココアを作りました。クラスマッチ後の疲れた体に染みるおいしさです。今年度の料理講習会は終了ですが、来年度も家庭クラブ委員が一生懸命企画・運営しますので、楽しみにしていてください!
【~今年度の振り返り~】
第1回 白玉フルーツ・ドーナツ
第2回 クッキー・パウンドケーキ
第3回 パイシチュー・ロールケーキ・ほうれんそうソテー
第4回 チーズハットグ・マシュマロココア
~今年度最後のクラスマッチを1・2年生で実施~
15日、生徒会を中心に企画・運営する今年度最後のクラスマッチが始まりました。本日は1年生、18日は2年生が実施します。
本校クラスマッチの目標は、「①全校生徒が参加してクラスマッチを行い、クラスのために貢献する。②スポーツ・パラスポーツを通して文化的活動に触れ、生徒間の親睦を深める。③生徒会を中心にクラスマッチを自主的に企画・運営する。」です。
種目は、サッカー(各クラス登録選手14~16名)、ボッチャ(10~11名)、卓球(8~10名)、オセロ(4名)です。各種目とも運営本部を設置し、生徒会新役員が運営にあたります。種目ごとにルール説明。各リーグで勝ち得点が同じ場合は得失点差で順位を決定するなどルールが設けられ、試合時間もクラスマッチ独自の時間設定で行われます。
生徒同士の親睦も兼ね、全生徒が選手として参加するクラスマッチで、生徒たちは和やかに活動していました。
15日に行われた1年生のクラスマッチの様子です。
2年生
2級管工事施工管理技術検定と技能検定(建築配管)を受験した、建築科と工業化学科の2年生が愛媛県空調衛生設備業協会の土居会長さん、村上事務局長さん、技術委員の山内さん、亀岡さんとの座談会を行いました。
今回、2級管工事施工管理技術検定に、2年建築科の6名と2年工業化学科の4名が合格しました。合格した人も不合格だった人も、今後、これらの試験を突破するためにはどうしたらよいかをみんなで話し合いました。愛媛県空調衛生設備業協会が実施する講習会をどのように改善したらよいか、生徒たちはその後どのように勉強したらよいかなど、熱い議論がなされました。
協会が実施する講習会の内容の充実をはじめ、学校で先生を巻き込んだ放課後補習、パソコンやスマホを使った自主学習などを上手に組み合わせることによって、今回たくさん合格できたことが結論付けられました。この反省をもとに、今年も協会と学校とでタグを組み、後輩の皆さんにもがんばってもらおうと締めくくりました。
建築科、工業化学科
電気科
~地元企業の魅力を堪能~
3月12日(火)の5限目、フジケンエンジニアリング㈱様にお越しいただき、電気科2年生を対象に進路ガイダンスを行いました。
まず企業の概要について説明していただいた後、実際に現場で働く本校OBの社員様による体験談などを話していただきました。特に先輩方が進路を決めたときの話やボーナスの話には力が入っており、生徒達も興味を持ったようです。
地元を支える企業様にとって、松工生に対する期待の大きさがうかがえる機会となりました。これらの期待に応えられるよう、ますます成長してほしいと思います。お忙しい中このような機会をいただき、ありがとうございました。
機械科
フリマルシェ 河野公民館 「みかんジュース蛇口」登場‼
「河野地区まちづくり協議会」より依頼を受け、3月3日(日)機械科の生徒と教員が上記イベントに参加しました。河野地区は、かつて風早郡の中心であった中世伊予の支配者河野氏発祥の地。おいしい食べ物、雑貨、文具、多肉植物、古着などの出店、和室にはお雛様が飾られており多くの人々で賑わっていました。
室内では、松工祭で好評だった機械科生徒が製作した「蛇口からみかんジュース」と「松工坊っちゃん列車」で子供から大人まで多くの人々に笑顔を届けることができました。体験するとそれぞれの仕組みに興味を持つ人が多いこと多いこと。それが大事!(笑)。また、本校OBも数名来場され学生時代の話や仕事のことなどで会話が弾みました。主催者のみなさまと生徒の交流も深められ、互いに楽しい時間を過ごすことができました。次回の計画を提案され、さらに地域貢献していきたいと思います。
機械科
3月5日、全校朝礼で、第42回全国高等学校ソフトボール選抜大会、第47回全国高等学校選抜自転車競技大会、第35回全国高等学校ボクシング選抜大会、第43回全国高等学校空手道選抜大会、第27回全国高等学校少林寺拳法選抜大会の壮行会が行われました。各部活動から試合日程や場所などの紹介がありました。
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工業化学科
工業化学同好会の生徒2年生の酒井さん、1年生の渡部さん、西森さん、乘松さん、平尾さん、山本さんの6名の生徒が、宮内小学校の5年生、6年生の理科の授業に訪問し、実験教室を開催しました。
生徒たちは、自分の卒業した小学校に訪問し、理科の授業を行いたいと考え、母校に放課後出向いて、小学校の先生たちと一緒に研究、準備、打合せを行ってきました。
今回は、以前、児童クラブにておもしろ実験教室を開催させていただいた砥部町の宮内小学校を訪問し、5年生、6年生の理科の授業にて実験教室を開催しました。
1つめの実験は、それぞれ密度の違う水に絵の具を溶かし、試験管に重い色水から順番に入れていくと、混ざることなくいろいろな色の水の層ができることを体験させ、お互い混ざってしまう液体どうしでも、密度の違いで「沈む、浮かぶ」ことから、混ざることなく分離することを理解させました。実験の後、逆に入れていくとどうなるかをクイズ形式で問いかけ、演示実験を通して答えを理解させました。
2つめは、空き缶つぶしの実験で、児童たちに用意してもらった空き缶に少し水を入れ、ガスコンロで沸騰させると、発生した水蒸気によって缶の中の空気が追い出されて水蒸気だけになります。その缶をひっくりかえして冷たい水に入れると、急激に冷やされ水蒸気が水に戻って体積が小さくなり、空気の大気圧で押しつぶされます。大きな音とともにつぶれる空気の力を体感させることができました。小学校では、液体が蒸発すると気体になって体積が大きくなることは学習しています。この逆の変化を利用した実験でした。児童たちには、空気の力すなわち大気圧を理解させることが難しく、説明にちょっと困りましたが、中学校に入ってから、その疑問を解いてねと、課題を与えました。
小学生の子供たちに化学の不思議、面白さを伝えるために、今後もこのように取り組んでいきたいと思います。その他の小学校にも出前出張いたしますので、ご連絡お待ちしています。学校では、他のネタも日々研究しております。