愛媛県内高校生建築競技設計の表彰式がありました。本校からは、入賞した24名（1年生８名、２年生６名、３年生10名）が参加しました。また、表彰式後には、上位３名による作品発表会があり、３年生の山本さんと石﨑さん、２年生の山本君がプレゼンテーションを行いました。質疑応答では、愛媛県建築士事務所協会の方から様々なアドバイスをいただき、今後の励みになりました。

　今回入賞した55作品が松山三越５階催事場に展示されています。ぜひ高校生がつくった力作（製図や模型）をご覧ください。（展示は２月26日（月）15時まで）

 

～厳重警備体制にびっくり～

　２月20日(火)、電気科２年生が四国電力㈱愛媛支店様、四電ビジネス㈱愛媛支店様の御協力を得て、四国電力伊方発電所の施設見学に行きました。
　伊方ビジターズハウスでは、伊方発電所の概要を説明していただいた後、ＰＲ動画や展示物をとおして原子力発電のしくみについて具体的に学ぶことができました。続いてバスで発電所構内に向かいましたが、入口では身分証のチェックから手荷物のチェック、さらにはバス自体に怪しいものがないかチェックされた後にゲートが開くという厳重警備体制でした。私たちの身近な所で、このようにテロの危険から施設を守る体制が整っていることに驚くとともに安心感も覚えました。伊方発電所構内には、四国電力㈱をはじめ、協力会社の方々を含めて1500名の方が勤務されているそうです。電気を安全に届けるために大勢の方々が関わっていることに驚きました。実際に働く本校ＯＢの方に挨拶と激励をいただき、生徒たちも進路選択が身近なものになったと思います。
　見学前、ちょうど電力技術の授業で原子力発電を、物理の授業で放射線や原子力の利用などを学習しており、今回の見学はタイムリーで、内容もより理解できたのではないかと思います。また、発電だけではなく安全確保に向けた取組に力を入れていることが分かりました。お忙しい中このような機会をいただき、ありがとうございました。

２月２０日(火)に工業化学科の実習室で匠の技教室が開催されました。

太陽石油株式会社より石川様をお招きし、日本の石油精製業界について、太陽石油が私たちの暮らしにどうかかわっているか、太陽石油で働いている先輩たちの日課はどうなっているか、働くために必要な資質や資格は何か、太陽石油で仕事をすることの価値感とは、どんな人を企業が求めているかなど、タンカーで運ばれてきた原油のサンプルから、そこから生み出される私たちのくらし、そこで働く人の人生などについて、幅広く分かりやすいプレゼンを使って教えていただきました。

石川さんは、会社での仕事は技術ではないけれども、会社のこと、製造現場で働いておられる人のこともよく理解されておられ、私たちのいくつもの質問にも的確に答えていただきました。

このクラスは、２学期に工場見学をさせていただいており、また、インターンシップを体験させていただいた生徒もいて、松工の先輩がたくさん働いておられる太陽石油、石油精製業について、より詳しく身近に学ぶことができました。石油のことや太陽石油のことについて全く何も知らない人でも、その気になれば組織の一員としてやっていけることについても、ご自身の体験をもとに教えていただきました。印象的で私たちの心に残ったのは、「誰とでも信頼関係を築けることが大切」という言葉でした。そして、高校生にしてほしいことは、「わからないことを解決するよう習慣づける」というアドバイスでした。ひとつ上の3年生には太陽石油に内定している先輩もいて、今年は自分たちが就職試験に臨みます。太陽石油就職希望者もいて、真剣に耳を傾けることができました。

マッチングフェア（企業説明会）開催

2024年2月15日

～　令和５年度　えひめ未来マイスター育成事業　～

　令和６年２月15日（木）にマッチングフェア（企業説明会）が実施されました。県内に事業所・工場を持つ企業・団体24社の企業担当者をお招きし、来年度進路決定をする２年生（約300名）に企業説明会を行いました。地域の企業・産業の理解を深め、地域を担う人材を育成するのが目的です。

　校内の教室・実習室に24か所の企業ブースを作り、生徒たちは興味のある企業ブースを訪問して業務内容や働き方を学習します。製品を見せていただいたり、仕事の体験をさせていただくなど、実際に即した企業説明会となりました。

  参加いただいた企業の皆様には熱心で分かりやすい説明をありがとうございました。