電気科
電気科3年の藤原さんが、「2025ロボットアイデア甲子園 四国大会 発表会」に参加し、見事入賞を果たしました。
大会は、8月8日(金)に四国中央市で行われた「ロボットって何?セミナー&見学会」(72名参加)での一次審査と、10月4日(土)に香川県高松市で開催された発表会の二部構成で実施されました。一次審査を通過した8名が、それぞれ四国を元気にするユニークなロボットのアイデアを発表しました。
藤原さんは「Wallsee ―見えないを見えるに―」をテーマに、通常は確認が難しい壁内部の状況を可視化するロボットを提案。現場の点検や安全確認を支援する実用的なアイデアとして高く評価されました。
今後の進路や学びにつながる大きな経験となり、藤原さんにとって自信と成長の機会となりました。



学校行事
10月2日(木)、全校生徒を対象に「エイズ予防衛生教育講演会」を第1体育館にて実施しました。本講演会は、生命尊重の精神に基づく人間性の育成、性の諸問題に対処する能力の涵養、そしてエイズや性感染症に対する正しい知識と予防思想の普及啓発を目的としています。
講演概要
○講師
鉾石医院 鉾石 文彦先生 にご登壇いただきました。

○主な講演内容
鉾石先生には、思春期の生徒たちが直面する課題について、科学的な知識と倫理的な視点から包括的なご講演をいただきました。
- 多様性と性の理解: 思春期の体と心の変化、
LGBTQを含む性的指向とジェンダーアイデンティティ、そして
マイノリティの尊重の重要性について解説されました。
- 性感染症(STD)と予防: 淋病、クラミジア、梅毒、HIV/AIDS、HPVなどの主要な性感染症について、感染経路や治療法、そして予防の重要性が詳細に説明されました 。
- 責任ある行動: 性感染症予防におけるコンドームの正しい使用方法、望まない妊娠を防ぐための
緊急避妊薬、そして
困ったときの相談の必要性が強調されました。
- 人間関係と同意: マザー・テレサの言葉を引用し、自分と相手への責任、そして性行為における同意(インフォームド・コンセント)の重要性が特に強調されました。
○謝辞
生徒代表(情報電子科3年 森本琉空翼さん)が謝辞を述べ、生徒たちは本講演を通じて、自分自身と他者を尊重し、責任ある選択をするための知識と理解を深めることができました。
学校行事
10月1日(水)、ソーシャル・チャレンジ for High School 事業の一環として、学校法人河原学園人間環境大学の先生方をお招きし、「SDGsの多種多様性」をテーマにご講演いただきました。本講演は、本事業が目指す地域課題の解決や持続可能な社会づくりと連動した内容となっています。
本事業は、地域の課題解決を通じて生徒が持続可能な社会の担い手として成長することを目的にしています。地域社会と連携した体験活動を通じて、安心・安全な街づくりや望ましい合意形成について考える力を育むとともに、地域で主体的に活動できる人材の育成を目指しています。
講演では「SDGsとその難しさ」「微生物からの贈り物 ~新しい物質発見とSDGs~」「SDGsとIT技術」について、それぞれの視点からお話しいただきました。専門的な内容を分かりやすく紹介していただき、生徒たちはSDGsの幅広さと深さを学ぶことができました。講演を通して、地域課題の解決や地方創生にSDGsの視点を活かす意義を実感する機会となりました。
特に、2年生にとっては再来週から始まるインターンシップに向け、企業でのSDGsや地方創生の理解を深める良い準備となりました。また、1・3年生もポスターセッションで質問する力を高めるための基礎知識を得ることができ、今後の学びにつながる貴重な機会となりました。
本事業では、各校が地域課題の解決に向けた研究活動や、愛媛の魅力発信を目的としたPR動画の作成などを行っています。生徒たちは大学や企業と連携し、地域の課題やSDGsに取り組むことで、地域に愛着を持ち、主体的に社会に関わる力を育んでいます。



情報電子科
情報電子科の2・3年生が、半導体技術者検定4級の取得を目指し、9月27・28日の2日間にわたり愛媛大学で半導体人材育成講座を受講しました。
講座は1日50分×6限の長丁場でしたが、半導体の物性や基礎、種類と特徴、品質保証や課題などについて、各大学の先生方が丁寧でわかりやすい解説を行いました。生徒たちは専門的な知識を吸収し、理解を深める貴重な学びの機会となりました。
今回の経験を生かし、12月に実施される検定試験での合格を目指します。

講座に参加する生徒の様子(愛媛大学)