先日、ジャパンマイコンカーラリー2023全国大会も終わり部室の片づけや部品整理を始めています。
今年度は、2月末までオンライン大会(規定のコースを走行させ、ビデオ撮影しタイムを競う)が開催されているので、この後部室のコースを変更し、参加したいと思っています。
今回は、マイコンカーの調整について説明します。
マイコンカーは、コースのラインを自動でトレースさせ、タイムを競う競技で、各自で設計・製作したマシンをそれぞれが調整して大会に臨みます。遅いマシンであれば、目視で調整もできるのですが、年々スピードも速くなっており
現在はタブレット端末を利用して動画をスロー再生し、マシンに記録してあるログデータと見比べながら調整をしています。
下は、右レーンチェンジ中のデータです。見やすいように表計算ソフトで処理しています。
ログには、センサ値・モータの出力・スピード・ジャイロセンサの値など多くのデータを記録させています。
写真①ライン検出(右半分にライン)
写真②レーンチェンジ初め(中央ライン途切れる)
写真③次のラインを検出
写真④ハンドルを戻す
写真⑤通常トレース処理へ
バッテリーやタイヤの状態、路面状況でも大きく違うため簡単には調整できません。
また、一度製作したものがコースアウトにより壊れたり、より良いものに作り替えたりと
製作も調整も終わりがないのが、楽しみでもあり、苦しみでもあります。
部員全員が助け合いながら、コツコツと頑張っています。
1月12日(木)に工業化学科1年生は、コスモ松山石油株式会社を見学しました。1年生としては初めての工場見学で、危険物取扱者試験の勉強で学んだ危険物施設の学習を主に行いました。各種貯蔵所や一般取扱所、移送取扱所などの施設を具体的に見学して学ぶことができました。貯蔵タンクでは、貯蔵する油やガスの種類でそれぞれ異なる種類、タンクローリーでの出荷の様子や特徴、タンカーの出入りするシーバース、オイルフェンス設備、各種の消火設備などの様子を見て学習を深めることができました。
タンクローリーの出荷では、コスモ石油だけでなく、いろいろなメーカーの名前の入ったタンクローリーも出入りしている不思議を学ぶことができておもしろかったです。
コスモ松山石油株式会社では、本校の卒業生がたくさん勤めておられ、石油精製工場ではどんな仕事をされているのかについても知ることができて充実した半日となりました。
1月7日(土)~1月8日(日)の2日間に、大阪電気通信大学 寝屋川キャンパスを会場として
ジャパンマイコンカーラリー2023全国大会が開催され、本校からは
Cameraクラス に情報電子科2年石丸さん
Advancedクラスに電子機械科2年村上さんが出場しました。
大会は、2回の予選走行とその上位による決勝トーナメントに分かれています。
Cameraクラスは、参加22台中5台が完走と、かなり難易度の高いものとなりました。
残念ながら完走はしませんでしたが、最後まであきらめずに取り組むことができました。
Advancedクラスは参加115台中予選11位で決勝トーナメントに進むことができました。
決勝トーナメントは、予選コースとレイアウトの変更があり、完走させる難易度もかなり上がります。
トーナメント2回戦で敗れ、ベスト16となりましたが、すべての走行で完走させることができました。
また、来年の大会に向けて取り組んでいきたいと思います。
大会の様子(動画)
1月8日(日)の午後から、神戸市の兵庫県公館で、「ぼうさい甲子園」の
表彰式と発表会が行われ、本校の情報電子科2年松野さんと土木科の細川さんが
出席しました。
本校は、防災大賞に次ぐ優秀賞を受賞し、特に小s中学校への防災出前授業や海外防災交流
などが評価されました。コロナ禍で活動が制限されることも多かったですが、
オンライン等を活用し活動を止めないように頑張りました。
これからも地域に根差した活動と、県外や海外との活動も増やしていきたいと思いますので
興味のある生徒の皆さんもチームに参加してみませんか?