~ クイズ 問題です? ~
2月15日(水)の授業内容(プラスチック)の様子を紹介します。
【問題】ペットボトルの本体(PET)とふた(PP)を粉砕して、それらを水の入った容器内に入れよく振った後どうなるでしょうか?と生徒に質問をした後、検証実験を行いました。(みなさんも考えてみてください)
① PET、ふたとも水面(上に)に浮く
② PET、ふたとも水底に沈む
③ PETは水底に沈み、ふたは水面に浮く
④ PETは水面に浮き、ふたは水底に沈む
授業では、各種のプラスチックの特性を知り、機械的性質(強度や硬度)を増すために繊維強化プラスチック(FRP)へと発展しました。実際に、「ガラス繊維」(安全のため手袋をしております)のシートやマットを実際に見ることによりガラス繊維強化プラスチック(GFRP)への理解が深まりました。最後に炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の強度や活用事例(ボーイング787他)について探究学習を実施しました。
今年度の機械科の就職先は、大手自動車メーカーをはじめ半導体加工装置、船舶、航空機、鉄道車両、建設機械、農業機械、ボイラー、精密機械部品加工、食品加工機械、福祉・介護機器、自動省力化機械などの製造業以外に、現在学習している機械材料に関係する炭素繊維、アラミド繊維、合成繊維の糸巻き機械、石油精製や石油備蓄関係やメンテナンス、プラスチックの射出成形機と幅広い分野から内定をいただきました。「私たちの生活を支える」人材として活躍してくれることでしょう!
【答え】③ 合ってましたか?(比重:PP 0.90~0.91、PET 1.38~1.39)
実際に目にすることで理解力が各段に深まりますね!リサイクル工場では、PETボトルを粉砕し比重分離という方法で分別。さらに洗浄や金属片等の異物が混入していないかをセンサーで検出。その後、ペレットに。そして射出成形機で製品になります。品質を満たす製品にするためには、精密な機械加工をした「金型」が必要です。最後は、やはり職人の手作業(匠の技)が必要となるでしょう。
3R(先生の作業着にマークが?)や生分解性プラスチックなど環境についても考えるよい機会になりました。今後”SAF”についても注目していきたいですね!
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電子機械科の3年生の5名が、課題研究の授業を使ってフルカラーマトリクスLED基板による電光掲示板の製作を行いました。
作成した電光掲示板は、フルカラーで文字や絵が表示されます。
家庭用コンセントに接続し、自作したアプリに文字を入れると、その文字が表示されます。
4000文字程度は入るため、かなり容量はあります。
左から右にながれるように表示ができます。
電光掲示板の外観は以下のとおりです。
製作では最初に、16×32ドットのフルカラーマトリクスLED基板を4枚接続する結線や押しボタンスイッチ、無線機能などが扱えるような基板を製作します。
そのための電子回路図を、今まで学習した技術をまとめながら描いていきます。
電子回路図を作成するには、素子の扱い方を学ぶため、参考書を読んで学習しました。
また、プログラムとリンクするため、プログラムのことも勉強する必要があります。
次に、電子回路図をもとに作られた制御基板のパターン図を作成し、発注します。
スイッチ類や素子の型番、製作者や基板に使われる標記を記載しております。
校章の下に、作成した日時を記載しています。
3Dプリンタで枠を作り、L型フレームで固定します。
その際、電源や基板なども固定できるようにすると、一体型となり持ち運びが簡単にできます。
専用のアプリはVisualStudioでC#言語を用いて作りました。
大きな特徴として、文字を打ち込むと自動的に文字のフォントデータを検索し、そのデータをコピーして、指定したテキストファイルに貼り付け、文字を表示するデータを作成してくれます。
専用アプリを制作するために工夫したところは、シンプルで誰もが直感的に使えるように考えました。
よって、何かを設定したり、入力したりする箇所を減らすことで、誰でも感覚的に使えるように制作しました。
完成した作品について、プログラミングが不得意な人でも、アプリを使えば簡単に文字を出力できるように制作できたと思います。
今後の課題としては、16×32ドットのフルカラーマトリクスLED基板を4枚以上接続すると、今回扱ったマイコンのスペックでは制御が追い付かず、表示する文字や絵が乱れてしまうため、もっと優れた性能を持つマイコンでも制御できるようにしたいです。
2月7日(火)企業見学(電気科2年)が行われました。
今年はTMTマシナリー株式会社様、BEMAC株式会社様のご協力のもと、有意義な学びの時間を過ごすことができました。両社とも、工場内の貴重な様子を見学させていただくだけでなく、生徒たちの質問についても、熱くお答えいただきました。地元愛媛から、全国また世界に向け活躍されている企業を知ることで、生徒たちの進路選択にとっても、大いに影響のあった一日でした。
午前中は、TMTマシナリー株式会社様の工場を見学させていただきました。
まずは全体で企業の概要説明を聞き、その後グループに分かれ、工場内の仕事を見学しました。
松山工場で製造されているのは、新幹線と同じスピードで糸を巻き取る機械です。決まった時間の中で、大きな部品を制作する工程や、出来上がった部品を組み立てて機械が完成されていく工程に、生徒は興味津々でした。実際に現場で働かれている職員の方々の様子や、工場内の雰囲気を直接感じられたことで、自分たちが将来仕事に就いたときのイメージを持ちやすくなったのでないかと思います。
午後は、BEMAC株式会社様へ。巨大な建物や、近代的な内装にテンションも上がる生徒たち!中にある「みらいミュージアム」では、船の操縦体験もさせていただきました。
普段電気工事の実習を学んでいる生徒たちにとって、船舶用電気機器のトップメーカーであるBEMAC株式会社様の「海」を想定した作業工程は、大変勉強になった様子でした。
いよいよ3年生0学期を迎えた生徒たち。進路に関する意識も高まり、少しずつ心も引き締まってきました。企業見学で得た経験を参考にしながら、進路実現に向け大きく羽ばたいてほしいと願います。
~イケメン体育教師の甘酸っぱい ❤バレンタイン❤ の思い出~
本日昼休み、松工ラジオ第1回目の放送がありました。
パーソナリティーは電子機械科2年菅野さん、
記念すべき第1回ゲストは本校きってのイケメン体育教師、柴崎俊祐先生です。
テーマは2月14日ですから・・・
もちろん ❤バレンタイン❤
柴崎先生の一番印象に残っている中学生時代に女子に体育館裏でもらったことだそうです。
はたしてその後の二人は・・・
なんてことを面白おかしく二人がトークを繰り広げました。
ちなみに今日は軽トラックで出勤してきたそうです。
もちろんチョコをたくさん積むために( ̄ー ̄)ニヤリ
菅野さんはそれをもらおうと目論んでいるようですよ。
次回の松工ラジオも楽しみですね!
11月に開催された第46回愛媛県高等学校総合文化祭(将棋部門)の結果をうけて四国大会・全国大会に参加しました。
〇 第19回四国地区高等学校文化連盟将棋選手権大会
R4年12月10日(土)・11日(日)に徳島市で開催されました。大会の参加者数は男子32名・女子20名で、本校から女子個人に2名が参加し、情報電子科2年松田さんは6位、情報電子科1年西さんは12位と活躍しました。
〇 第31回全国高等学校文化連盟将棋新人大会
R5年2月10日(金)・11日(土)に山梨県甲府市で開催されました。大雪のなかでの大会となりました。全国から男子96名・女子87名が参加しました。
本校から女子個人に松田さん(愛媛県大会準優勝)が出場しました。決勝トーナメントに駒を進め、ベスト44位(87人中)と活躍しました。