電子機械科2年(実習) 電子オルゴールの製作の様子

2023年3月3日 10時00分

電子機械科2年生では、実習の授業のひとつで「電子オルゴールの製作」を行います。

本校オリジナルの基板に、はんだ付けを行って素子を組み上げていきます。

その後、その基板に使われている素子がどのような動作をするのか、どのような意味をもっているのか理解するための学習を行います。

電子回路図は配布され、直接記入して理論を学習していきます。

 

電子回路図は配布され、直接記入して理論を学習していきます。

その後、自分が流したい音楽の楽譜を持参して、楽譜に従った音符をプログラミングしていきます。

 

プログラミングでは、ソフトウェアが英語ばかりで大変そうに見えますが、意味が分かるとあまり苦労することなくプログラムを作成できます。

一人一台端末のPCを使って、ロイロ・ノート・スクールというソフトから、「振り返りシート」を作成して、全員が理解しているかを確認します。

 

みんな楽しそうに音楽を作成しています。

 

プログラムが完成して、自分の思った通りの音楽が流れたときは、とてもうれしい気持ちになります。

第113回卒業証書授与式

2023年3月1日 15時00分

~ 305名が卒業しました ~
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第113回卒業証書授与式が行われました。

今年度は、全日制300名と定時制5名の合計305名の生徒が松山工業高校を巣立ちました。

松山工業高校は、明治42年9月に25名の生徒を入学させ、明治45年(大正元年)に初めての卒業生を送り出しました。それから110年以上の月日が流れ、今年度で合計33,023名の卒業生が誕生したことになります。 

 本館入り口風景

 松工本館入り口風景                全日制卒業式体育館全体風景

 

全日制卒業証書授与風景              全日制1年・2年教室での卒業式参加風景

 

 

定時制卒業式の風景

松山工業高校の各科誕生の沿革

明治42年9月 松山市立工業徒弟学校を二番町の市立高等小学校敷地内(現番町小学校)で家具科・造家科を開校

大正3年3月 味酒町に校舎落成、移転

大正7年6月 松山市立工業学校と改称し、造家科を建築科と改称

大正11年4月 愛媛県松山工業学校と改称

大正14年4月 土木科を新設

昭和9年4月 愛媛県立松山工業学校と改称。家具科を廃止し、染織科を新設。この年に真砂町(現在の場所)に移転

昭和13年4月 電気科と機械科を新設

昭和19年4月 染織科を廃止し、工業化学科を増設

昭和23年4月 学制改革により、愛媛県立松山工業高等学校と改称。染織科を増設し、10月に定時制(機械科・電気科)を併設

昭和24年9月 高等学校再編成により、愛媛県立松山南高等学校(工業部)と改称

昭和25年4月 定時制課程に建設科を新設

昭和29年3月 愛媛県立松山工業高等学校として独立。5月に染織科を繊維科と改称

昭和37年4月 電子科を新設

昭和41年4月 定時制の建設科を建築科と改称

昭和46年4月 情報技術科を新設

平成5年4月 電子機械科を新設

平成21年4月 情報電子科を新設

令和元年9月 創立110周年記念式を開催

令和5年3月 第113回卒業証書授与式を開催

同窓会入会歓迎式・表彰式・記念品贈呈式

2023年2月28日 13時04分

 卒業式前日です。同窓会入会歓迎式・表彰式・記念品贈呈式が行われました。
表彰式では、大変多くの生徒が受賞しました。3年間の努力に心から敬意を表します。
明日はとうとう卒業式です。卒業生の皆さんの晴れ姿を楽しみにしています。

  

 

卒業茶会 ~日本伝統文化同好会 茶道部門~

2023年2月24日 07時00分

 本校の同好会には華道部門、茶道部門があります。茶道部門では、裏千家淡交会の講師の先生にお稽古をしていただいています。三浦工業株式会社を設立した故三浦保氏による在銘の茶器、歴代校長の銘の茶杓など、卒業生による御寄付で文化的活動が充実しています。「良質な美術品を、地域の人々に紹介したい」との信念で自作の茶器を寄贈してくださっています。

 茶杓の銘15代校長「真砂」、16代校長「暁星」、17代校長「百錬」。

三浦保氏 自作の茶器 茶杓 

 先月、3年生の考査終了日に卒業茶会を開催しました。コロナ禍で松工祭での御茶会の開催ができない3年間でしたが、3年生6名へ感謝の気持ちを込めて1,2年生の御点前でおもてなしの会となりました。

1、2年生から3年生へ  

 3年生から1,2年生、部顧問への御点前もありました。
 「松樹千年翠」(しょうじゅせんねんのみどり)を卒業生に贈ります。
 松は夏の猛暑のなかでも、冬の吹雪のなかでも、その針葉を天へと向けて変わらずに佇んでいます。それ
はあたかも、時代や流行に流されることのない確固とした「自分」を持った存在のことをいう禅語です。

下はコロナ禍以前の松工祭。建築デザイン木工班による茶室での御茶会の様子です。来年度の実施を願います。

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