工業化学同好会2年生の酒井さん、1年生の西森さん、乘松さん、平尾さん、山本さんの5名の生徒が、宮内小学校の児童クラブの教室でおもしろ実験を開催しました。生徒たちは、以前から、自分の卒業した小学校でも実施したいと考え、母校に放課後出向いて、先生たちと一緒に研究、準備、打合せを行ってきました。
今回、砥部町の宮内小学校で、児童たちにいろいろな色のスライムづくりを体験していただきました。材料の、PVA洗濯のり、ほう砂、水、食紅を順序良く加え、混ぜてつくります。最初に選んだ食紅粉末の元の色と、スライムができたときの色の違いに驚きながら、まず3種類の色のスライムを1つずつつくりました。児童の中には、加える順番を変えてやってみようという、探求心も見られました。
スライムの感触は粘土とは違っていますが、本校生徒と一緒にいっぱいおしゃべりしながら粘土のように遊んでいただきました。
次に、蛍光色の着色料を入れると、できたスライムは、光って見えるようになりました。部屋を暗くしてブラックライトを当てると蛍光を発して光り輝くことに驚いていました。
小学生の子供たちに化学の不思議、面白さを伝えるために、このように取り組んでいきたいと思います。本校では、他のネタも日々研究しております。小学校の児童クラブなどからもお声掛けください。
令和5年12月9日(土)に、第13回中高生国際Rubyプログラミングコンテストが東京都三鷹市で行われました。本校メカトロ部から4名4作品が120作品を超えるの作品応募の中から予選を通過し、最終審査会に出場しました。
この大会は、子どもたちがRubyを言語とするプログラミングを学び、自分でコンピュータを動かしたときの感動や制作した作品を発表する経験を通じて、新しい世界への興味や関心を呼び起こし、将来への夢をはぐくむことを目的に実施しています。部門は、ゲーム部門とWebアプリ・Iot部門があり、ゲーム部門とはその名のとおり、ゲームを作ってその作品を評価されます。Webアプリ・Iot部門とは実社会において、人々の役立つソフトを作り、それを評価されます。
最終審査会では、ゲーム部門6作品、Webアプリ・Iot部門5作品が選ばれましたが、本校メカトロ部はゲーム部門に4作品選ばれておりました。
最終審査会では、自分の制作した作品のプレゼンテーションを、日本でも有名な企業の方や大学の教授、そしてRuby言語を世に生み出した、まつもとゆきひろさんに審査してもらいます。
最終審査会の結果は、秋山宗太郎くん、日野陽介くん、宮田爽詩くんが、それぞれ審査員特別賞を受賞しました。
また、野原嘉人くんは、第2位となる優秀賞を受賞しました。野原君は、「ソースコードの可読性において、他人が見ても分かりやすいプログラムを作成しないといけないことを学んだ。」と述べてくれました。
大会では、普段触れ合うことのない方々とコミュニケーションが取れ、大きな舞台で発表することができたため、生徒たちにはとても良い経験となりました。今後も面白く人のためになるような作品を作って、将来のためになるよう頑張ってほしいです。
~「グローバルニッチトップ企業100選」に選定(経済産業省)~
12月12日(火)の企業見学に先立ち、12月7日(木)に機械科2年生を対象に株式会社大阪ソーダ松山工場の「匠の技教室」講演会を実施しました。松山工場は2022年に創業70周年を迎えられ、従業員の1/3は本校の卒業生が従事しています。今回、機械科の大先輩をはじめ電子機械科、工業化学科の先輩を含め7名の方をお招きしました。
化学品、機能材、ヘルスケア事業など幅広く事業展開されており、2024年内に糖尿病治療薬の精製工程に使用されるシリカゲル製造設備を新設事業拡大し地方創生に貢献されています。
ダップ(DAP)樹脂などで世界一のシェアがありテレビ番組「世界一受けたい授業」でも取り上げられるなど、身近な商品に多く活用されていることが分かりました。愛媛大学、愛媛県産業技術研究所と産学官の共同研究でサプリメント「爽能柑」のヘルスケア事業にも積極的に取り組まれています。他にも、ニッチ産業で世界一、日本一の業績を収められています。
今回の講演会で、会社の事業内容・各部署での仕事内容について分かりやすく説明していただき、企業の強みや今後の事業展開について理解することができました。来週の企業見学が楽しみです!
12月6日、松山中央公園マドンナスタジアムで第69回校内マラソン大会が行われました。
上田さん(建築科3年)の生徒代表宣誓後、松山中央公園マドンナスタジアム内周回及び重信川河川敷コース(男子:約6.7km、女子:約3.6km)を、全校女子、2年男子、1年男子、3年男子の順でスタートし、走者全員完走しました。
【記事の詳細を見る】→matukou_blog4068.pdf