~電気工事施工に関する実技指導~
12月12日(火)、電気科2年生対象に匠の技教室が行われました。株式会社四電工からは人事労務部所長様をはじめ、電工職種の技能オリンピックで活躍されている6名の講師の先生方をお招きして、電気工事施工に関する実技指導を行っていただきました。
生徒たちは4班に分かれて作業課題の施工を協力しながら体験していきます。合成樹脂管をトーチランプであぶり、既定の曲げ半径で曲げる作業や、金属管をベンダで曲げる作業など、初めて経験することに緊張しながらも何度もチャレンジする意欲も見られました。また、配線作業についても資格試験に伴う単位作業の経験のみで、今回のように板に器具を取り付けての作業には苦労していました。施工が終わり、点灯試験で正しく動作することが確認できると、自然に笑顔で拍手がおこりました。
今回の授業では、電気工事の技術だけでなく、建設業としての電気工事の役割についても理解が深まったと思います。講師の先生方には大変お世話になりました。
太陽石油(株)四国事業所を見学しました。
会社の概要説明では、石油の用途や石油精製、仕事内容の説明をしていただきました。
工場内は大きく、原油を船で輸入し、精製して販売するまでの過程を説明をしていただきながら構内をバスでまわりました。加熱をして蒸留塔で分留する現場は多くの配管が通っており、入社したら装置や機械の場所、何の配管が通っているかを覚えると教えていただきました。
多くの松山工業の卒業生が勤務されており、生徒達は身近な企業の一つに感じているようです。
午後からは(株)新来島どっくを拝見しました。
今回はLNGを燃料とする最新鋭の自動車運搬船をつくられているところを拝見し、
初めてみる造船所のスケールの大きさに圧倒され驚いていました。
生徒達は、2社とも大変興味深く、今回の企業見学を進路選択の一助にしたいと話していました。
協力してくださった企業の皆さま、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
~職業人講演会~
12日(火)、3・4時限目に情報電子科1・2年生を対象に「職業人講演会」が開催されました。
職業人講演会では、講師として広島情報専門学校の渡邉様と福谷様、(株)SCCでシステムエンジニアをされている沖辺様、そして2021年に本校情報電子科を卒業し、広島情報専門学校に進学された杉本様をお招きし、おもに①システム開発の仕事についてと②JOHO BOX(eラーニング)についての講演をしていただきました。
IT技術者を目指す情報電子科の生徒にとっては、システムエンジニアは、最終の目標であり、沖辺様の講話はとても参考になったと思います。また、JOHO BOX(eラーニング)は、広島情報専門学校が毎年、本校の情報電子科の生徒に無償で利用させていただいているIT技術を学習できる学習システムなので、生徒はこれを活用し、国家試験のITパスポートや基本情報技術者試験の合格を目指してほしい。
本日講演をいただいた講師の先生方には、大変お世話になりました。
機械科1年生は、企業見学へ行ってきました。
午前は、(株)井関松山製造所様、(株)松山機型工業様
午後は、(株)三浦マニファクチャリング様、三浦アクアテック(株)様です。
(株)井関松山製造所では、農業トラクタなどができるまでの流れを詳しく説明していただきました。ライン工程も拝見させていただき、一貫生産の流れが知れました。
(株)松山機型工業では、主にNC工作機械を扱っており実習で習うような工作機械を拝見することができました。(株)松山機型工業は、木型が名前の由来になっており熟練の職人さんが木型を製作している現場にも訪れることができました。
(株)三浦マニファクチャリング、三浦アクアテック(株)では、整理整頓された建物で設備が整っていました。松工OBの方も沢山働いており、その現場を拝見させていただきました。基盤を作っている装置も見ることができたので、なかなか見ることができない企業見学になったと思います。