先週の9月7日(7限目)から共通テスト用数学補習がスタートしました。
そこで、9月14日(水)の数学補習は図書館教育(数学)兼用で実施しました。
2022年数学Ⅰ・Aの「2次関数」の問題は、工業科生徒の皆さんにはひと癖あるものでしたが、
3次関数の増減表作成の要領と同様に考えれば、すぅーと自然に解ける状態になりました!
もちろん、そこには「図書館独特のリラックス効果が発揮できた!」感が、確かにありました。
夏休みの図書館教育(数学)に自主参加した一人の生徒さんに、
第2問 [2] の「データの分析」を数学の先生の代わりに授業をしていただきました。
その生徒さんは余裕のある雰囲気で、とてもわかりやすい解説をしてくれたので、
みんなさん、理解満足の表情です!
(問題解決ポイントもしっかり再確認できる説明でしたね!ありがとうございました!)
次回は通常の教室で「2022年数学Ⅰ・A共通テスト」の残り問題をすべて終了する予定ですが、
「今度は俺が授業するぞ!」と燃えてくれている生徒さんもいるので、楽しみです。
今後も、生徒の皆さんには、読書はもちろんのこと、自主学習での図書館利用も、ぜひお勧めします!
9月14日(水)1年生学年練習(②~③)
総合体力+メンタル面⇒鍛錬中
9月28日(水)運動会本番 1年生松工体操期待してください。
皆さんは陸上競技の競歩をご存じでしょうか?走るのでもなく、跳ぶのでもなく、投げるのでもなく、「歩く」速さを競う種目です。一般では、50㎞や35㎞、20㎞などで大きな大会が行われ、特に男子は国際大会での上位入賞が近年多くなり、わが国のお家芸のひとつになりつつありますが、高校生は5000mが主戦場になります。
基本的なルールとしては、①常にどちらかの足裏が地面に接していなくてはならず(ロス・オブ・コンタクト)、②踏み出した脚が地面についてから垂直になるまで、その脚は曲げてはならない(ベント・ニー)ことになっており、この歩形は審判の目視で判定されています。疑わしい場合は注意、違反が確認されるとレッドカード、レッドカードが3枚に累積されると失格になります。また、大きく歩形を乱すような無理なラストスパートを防ぐため、ラスト100mでは主任審判員が、累積されたレッドカードの数に関係なく、一発で失格にできる権限を持っています。
したがって。「歩く」と言っても普通に歩くとベント・ニーの反則となるように、歩形が制限されているのでたいへん過酷な種目と言えます。
そんな競歩で本校3年生の長田さんは、今年のインターハイ5000m競歩で優勝しました。彼は2年生のはじめに長距離種目から転向し、なんと競歩の競技歴わずか1年余りで頂点に上りました。高校生にはいろいろな可能性がある、ということを思わせる大会となりました。
そのインターハイの決勝で長田さんは3000mからロングスパートで大きく後続を引き離しましたが、ラスト400mで本人曰く「たれて」、後続の激しい追い上げを受け、彼から4番手選手までが5秒という僅差にまで詰め寄られますが、2番手の選手は3枚目のレッドカード、3番手の選手は一発失格となる壮絶なラスト100mを逃げ切ったレースでした。
長田さんの現在のベストタイムは20分17秒98。これは愛媛県高校記録で1㎞を約4分4秒で進むペースで、42.195㎞のフルマラソンを3時間で「走り」切るペースが4分15秒/kmであることを考えると、いかに速く「歩いて」いるかが分かります。彼の次の目標は「20分切り」「とちぎ国体優勝」とのことです。
インターハイ決勝でフィニッシュ直前の長田さん左の青い服が主任審判員で直後の選手にレッドカードを掲出している。
長田さん、陸上競技部に限らず、各部とも最高の成績を求めて頑張っています。引き続き松工の活動への応援をよろしくお願いいたします。
9月9日(金)に、教室で机に向かい先生が行う授業を聞くという受動的な授業スタイルでなく、グループで与えられた資料から小テストの問題作成をする学習を行いました。
生徒同士が問題を話し合い、お互いに意見を交換しながら答えを導きだすために、ロイロノートを活用しそれぞれの考え方を共有しています。
今回の生徒同士の学び合いで,そこから生まれる「なぜ?何?どうして?」との声が日頃の授業でもでてくると、もっと楽しく授業ができると思います。そうなることを期待しています。