2022年10月11日（火）～14日（金）の４日間、本校２年生はインターンシップ（就業体験）を行いました。今回は、土木科２年生の取組について紹介いたします。
　土木科２年生は、建設業協会様と測量設計業協会様の御協力をいただき、全員が建設会社か測量設計会社へ行かせていただきインターンシップを実施いたしました。４日間の体験の中で、高度な測量器械を用いて山の中での測量実習やドローンの操縦体験をさせていただいたり、東予地区や南予地区へ連れて行っていただき現場見学を行ったり、バックホウやタイヤショベルなどの建設機械の操縦体験など、様々な経験をさせていただきました。生徒にとって大変貴重な体験ができ、建設業への魅力が感じれた４日間だったと思います。今回、インターンシップに御協力いただいた事業所の皆様、本当にありがとうございました。

  インターンシップ重機体験の動画です。

　今週、松工では、各学年のクラスマッチを実施しています。本日は、１年生がクラスマッチでした。競技は、グラウンドコンディションの不良のため、バドミントン、卓球、オセロが行われました。１年生は、高校生活初めてのクラスマッチで、活気にあふれていました。先週までのテスト勉強のストレス解消ができました。

１学年団は、建築科（担当者：井上加南子先生・神山克彦先生）で

主題「高校生活のキャリア形成を見通そう　ー企業選びと履歴書づくりを通してー」でのホームルーム活動、

２学年団は、工業化学科（担当者：稲葉輝宏先生・黒田慎治先生）で

主題「人権獲得の歴史（２）　～水平の旗ひるがえる～」でのホームルーム活動、

３学年団は、機械科（担当者：新建二先生・関谷直人先生）で

主題「学業と進路　ーキャリア教育の視点を生かしてー」でのホームルーム活動でした。

研究授業後は、各学年団で授業研究会を開催しました。

そして、反省・感想・批評等の意見交換を通して、教員相互で教育活動の啓発に努めました。

これからも各先生方同士で切磋琢磨し合い、頑張っていきます。（図書研修課）

　10月15日(土)午後、松山市のコムズにおいてセミナーがあり、工業化学同好会１年生６名が参加しました。「タンパク質合成」がテーマで、最初に「タンパク質合成の機構」では、ＤＮＡやＲＮＡから「転写」と「翻訳」という過程を経て、アミノ酸からタンパク質が合成されることを、蛍光タンパク質を合成する実験を体験しながら学ぶことができました。次に、「細胞が増える仕組み」では、生命体において細胞がなぜ増えていくのかという基本的なことから、アトピー性皮膚炎やがんなどの病気が起こる仕組みを学び、それらを克服するために医学ではどのような取り組みがなされているかなどを学ぶことができました。

　今回、タンパク質合成の知識や技術は,、医療だけでなく農業や水産、工業や環境の分野に応用できることも最後に知ることができました。本校工業化学同好会では、ブドウ糖からイースト菌を使ってエタノールを製造する際、どのようにすれば環境負荷を下げることができるか研究を行っています。その一つとして、発酵過程においてイースト菌が失活することをいかに防ぐか、イースト菌を増殖培養させることができないかなどを探求しています。さらに生物学の知識を高めて取り組んでいこうと思います。