電気科
~冷凍空気調和機器施工職種の実技講習~
12月3日(火)、電気科2年生を対象に「匠の技教室」が開催されました。この講習会では、ものづくりマイスターに認定されている(一社)愛媛県冷凍空調設備工業会の講師の先生方をお招きし、技能検定「冷凍空気調和施工職種」に関する実技指導が行われました。
最初に、エアコンの冷暖房時における循環サイクルや、フロンガスが地球環境に与える影響についての講義が行われ、適切なフロンガス回収の必要性について学びました。
その後、エアコンの室内機と室外機を接続する作業の見学があり、各機器の役割や働きについて詳しい説明を受けました。
続いて、生徒たちは専用工具を使って銅管の曲げ加工やフレア加工を体験しました。最終的に、各班の生徒が協力して4人分の銅管を継ぎ手で正確に接続することができました。この実技講習を通じて、冷凍空調設備業と電気との密接な関係について、より深く理解する良い機会となりました。
電気科
~第二種電気工事士実技講習~
12月2日(月)、電気科1年生を対象に「匠の技教室」が開催されました。この講習会では、松山市電気工事協同組合青年部の方々を講師としてお招きし、電気工事の技能習得を目的とした実技指導が行われました。
講師の方による器具付けの実演では、プロの経験に基づく高度な技術や効率的な作業手順を間近で学ぶことができました。作業中の注意点やコツなどの指導は、生徒たちにとって非常に参考になったようです。
その後、生徒たちは課題の配線作業に取り組みました。これまでの練習の成果を評価してもらおうと、真剣な表情で作業を進めていました。欠陥を指摘される場面もありましたが、講師からOKをもらえた際には、どの生徒も嬉しそうな表情を見せていました。
作業後には企業の方々との意見交換の時間が設けられました。企業の方からは「就職時に何を重視しているか」や「電気や建設業界への興味」などの質問がありました。一方で、生徒たちからは「仕事上の失敗談」や「給料について」などの率直な質問が飛び交い、活発な交流が行われました。さらに、腰道具を実際に装着させていただく機会もあり、相互理解を深める有意義な時間となりました。