愛媛県空調衛生設備業協会 匠の技教室 工業化学科1年 開催
2024年1月18日 17時35分1月18日(木)に工業化学科の実習室で匠の技教室が開催されました。
愛媛県空調衛生設備業協会より、本校卒業生の亀岡様と協会の技術委員の皆さまをお招きし、塩ビパイプによる配管加工の出前授業をしていただきました。はじめの講義では、建築物は建物だけではなく、天井や壁の裏にあって見えないところを流れている衛生設備としての上下水道管、エアコンや換気設備などの空調配管、電気配線などがあってこそ生きていることを知ることができました。また、それらをそれぞれ担当する業種が連携し、設計から施工、メンテナンスに至るまで行っていることをあらためて学ぶことができました。
次の作業学習では、まず製作図面を見てパイプを切断するサイズを計算したあと、協会の皆さまによる丁寧なご指導により、塩ビのパイプと道具に触れて加工・組立を行いました。パイプを切ったり、バリをのけたり、接着剤を塗ったり、工業化学科の授業やDIYではあまり経験することのない作業に悪戦苦闘しました。完成してみると、ゆがんでしまったり、傾いていたりして、図面通りにできない人が多かったですが、むしろ失敗することで何がいけなかったのかを学ぶことができました。時間内に完成できなかった人は、放課後残って完成させ、結果全員の作品の水圧試験も行うことができました。