太陽石油(株)、(株)新来島どっく 工場見学実施 工業化学科2年
2022年11月15日 18時46分
11月15日(火)に工業化学科2年生は工場見学を行いました。
コロナ禍感染症対策として、1時間目に学校のパソコン教室で太陽石油(株)さんからZOOMによる遠隔配信で、会社概要と石油精製と石油基礎化学製品の製造について説明を受けました。その後バスに乗車して工場へ向かい、工場内をバスで見学させていただきました。
工場では、原油からLPGやガソリン、灯油、軽油、ジェット燃料油だけでなく、BTXなどの基礎化学製品が、蒸留塔やRFCC装置、接触改質装置、脱硫装置などを経て製造されるプラント、それらを貯蔵するたくさんの大規模なタンク類、タンクローリーでの出荷の様子、タンカーで入出荷を行うシーバースを目の当たりにしました。
星ノ浦海岸で昼食をとり、午後からは(株)新来島どっくの広い工場内を歩いて見学させていただきました。
原材料の厚い鋼板の切断・溶接から、巨大なクレーンを使って船体が組み立てられるまでの工程を順番に見せていただき、あまりものスケールの大きさに圧倒されました。
太陽石油(株)で見た石油精製の工程は、来年3年生の1学期に「工業化学」の授業で学びます。(株)新来島どっくでは、「地球環境化学」で学ぶ、船体の塗装やバラスト水の出し入れについて、船体が完成する前の部分から学習することもできました。
工業化学科2年生は、これら2社についての見学を今年の1月に実施する予定でしたが、コロナ感染症の急拡大の影響で延期していました。今回やっと実施することができ、好天にも恵まれてとても良かったです。