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2024松工ブログ

愛媛県空調衛生設備業協会との座談会開催3月12日(水)建築科・工業化学科

2025年3月12日 17時53分
   

建築科・工業化学科の1・2年生が、2級管工事施工管理技術検定および3級技能検定(建築配管)を受験し、愛媛県空調衛生設備業協会の土居会長様をはじめ、技術委員の皆様と座談会を行いました。

座談会の様子

● 2級管工事施工管理技術検定の成果と今後の課題

今回、2級管工事施工管理技術検定では、建築科・工業化学科の2年生の85%が合格しました。これは一般の合格率と比較しても高い成果です。

合格者・不合格者ともに、今後試験を突破するためにどのように学習を進めるべきかを議論しました。

グループディスカッション1 グループディスカッション2

● 講習会の改善に向けた議論

愛媛県空調衛生設備業協会が実施する講習会の内容をどのように改善できるか、また、生徒たちが今後どのように勉強を進めるべきかについて、反省点を洗い出しながら活発な意見交換が行われました。

議論の様子1 議論の様子2

● 技能検定3級配管に挑戦した1年生も意見交換

技能検定3級配管に挑戦した建築科1年生も、実技指導をしていただいた技術委員の先生と話し合いを行いました。

技能検定の話し合い

● 今後の学習と協力体制の強化

協会が実施する8月の講習会や、学校での放課後補習、パソコンやスマホを活用した自主学習などを組み合わせることで、多くの生徒が合格できたことが確認されました。

今回の反省を活かし、協会と学校が協力してさらなる取り組みを進めるとともに、空調衛生設備業について多くの生徒に関心を持ってもらうことを目指して、座談会は締めくくられました。

建築科、工業化学科

帝人株式会社松山事業所 企業見学 工業化学科2年生

2025年3月11日 17時50分
工業化学科

3月11日(火)、工業化学科2年生が、本校の卒業生が多く勤める帝人株式会社松山事業所を訪れ、工場見学を行いました。

松山事業所は、松山空港を挟んで北地区と南地区に分かれ、広大な敷地内には工場だけでなく研究所も備えています。

クラスを2つの班に分け、以下の工場を見学しました。

  • 北地区:アラミド繊維「テクノーラ」の製造
  • 南地区:高精密メンブレン「ミライム」の製造

アラミド繊維は、分子構造にベンゼン環を含む耐熱性・高強度の繊維です。主な用途として、

  • 消防服や難燃性カーテン
  • 自動車・航空機の構造材料
  • コンクリート補強材

などがあり、環境負荷を低減する素材としても注目されています。

「ミライム」は、ナノレベルの精密なポリエチレンメンブレンであり、以下の用途に使用されています。

  • 半導体製造
  • 燃料電池のフィルター

工場内では、不純物の混入を防ぐためのクリーンルームにも入らせていただき、精密な製造工程を見学しました。

工場見学の様子

クリーンルームの見学

東京にある帝人の「未来スタジオ」とWEBでつながり、帝人製品が私たちの暮らしにどのように役立っているかを学びました。

未来スタジオとのオンライン連携

工場内では撮影が禁止されていましたが、最後に集合写真を撮影しました。

帝人株式会社の皆さま、貴重な機会をありがとうございました!