工業化学科
5月18日(土)に高校生ものづくりコンテスト化学分析部門の練習会が本校工業化学科の実習室で開催されました。
新居浜工業高校、今治工業高校、松山工業高校の各学校から2名ずつ計6名の選手が参加し、7月6日(土)に本校で開催される愛媛県大会へ向けて合同で練習を行いました。
高校生ものづくりコンテスト化学分析部門の課題テーマは、水溶液中に含まれるカルシウムとマグネシウムの定量分析です。選手生徒の知識や技能の向上だけでなく、先生たちの審査や指導方法についての研修を深めることができ、充実した1日となりました。
工業化学科
工業化学同好会は、今年度、化学技術部になりました。
令和6年度はじめの行事として、3年生と2年生部員が新居浜市の旧別子銅山に登り、学習しました。別子ダム登山口から、ダイヤモンド水を経由して、大山積神社跡、蘭塔場、歓喜坑までを登山しました。
旧別子銅山は、江戸時代に切上り長兵衛がこの山に露頭(銅の鉱石が地表に露出したもの)を見つけたことをきっかけに、住友家がここに銅の鉱石があることを捜しあて、最初に掘り始めた別子銅山の鉱山旧跡です。ここでは、昔、多くの人々が暮らし、銅の精錬までを行っていました。
途中、銅の精錬の仕組みを勉強したり、掘削や精錬をはじめ様々な仕事に携わった人々や家族の人々の生活について想像してみたり、精錬時に引き起こされた煙害による環境破壊に起因する災害などについて学習しました。
別子銅山最初の坑道歓喜抗入り口