３月９日㈭機械科２年生は新居浜市の住友金属鉱山㈱様と住友重機械工業㈱愛媛事業所様、住友重機搬送システム㈱様にお邪魔しました。（以下敬称略）

　住友金属鉱山㈱は、非鉄金属の大手で電気自動車やハイブリッド自動車に搭載される電池の原料も生産される企業です。バスの車窓から東予工場内を案内いただきました。また福利厚生が素晴らしく、まるでホテルのような独身寮もご紹介いただきました。

　住友重機械工業㈱は、元々は別子銅山の工作方として生まれ、現在愛媛事業所は、産業機器(産機)、医療機器(PET検診)、超大型鍛造プレス機、「はやぶさ」にも搭載された宇宙機器を製造され、搬送システムは、大型天井クレーンや門型クレーンを製造される企業です。
　初めに安全衛生の監督さんから「ご安全に！」の挨拶について説明頂きました。おはようございます。こんにちは。お疲れ様です。などの挨拶を「ご安全に」と置き換え、怪我なく仕事をして無事に帰ろうという「思いやりの挨拶」だと言うことを教わりました。製鉄メーカ向けの超大型天井クレーンの製造現場では、危険が予知される箇所にピンクのテープで注意喚起されていたり、場内の至る箇所に安全に関する注意喚起の言葉があり、社員を大切にする様子に感銘を受けました。

　三社の皆さま、業務がある中、時間を割いて懇切丁寧なご対応ありがとうございました。
　愛媛に日本を代表する住友財閥の源流企業があることを学べ、実りある企業見学会となりました。ありがとうございました。ご安全に！