生物基礎の授業でブタの腎臓の解剖をしました。

2022年11月11日 14時30分

11月10日(木)6限 生物基礎「繊維科3年」の授業でブタの腎臓の解剖をしました。

まずは、つかみでブタの心臓や肺、肝臓、胆のうなどを演示しました。

肺を膨らませると歓声&悲鳴が響きました。

ゴム手袋を用意していましたが、興奮して素手で解体する猛者も。・・・

腎動脈、腎静脈、輸尿管の違いの確認、切断して内部の観察をしました。

その後は腎動脈から墨汁を注入し、皮質部分を切片にして顕微鏡で観察しました。

墨汁のコロイド粒子は大きいので糸球体からボーマンのうへろ過されません(血液中の赤血球やたんぱく質が尿中に出ないのと同じ仕組み)。

この墨の粒子が集中しているところが糸球体です。ちなみに、この糸球体とボーマンのう、細尿管を合わせてネフロン(腎単位)といい、一つの腎臓に約100万個存在しています。

腎臓には1日に1700Lもの血液が流入し、そこで不要なものが尿として排出され、我々の血液が浄化されているのです。肝心(腎)要の肝臓、心臓、腎臓は大切な臓器です!

しっかり理解しましょう。

 

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