はじめに建築物は建物だけではなく、天井や壁の裏にあって見えないところを流れている空調や衛生設備や電気配線があってこそ生きていることを知ることができました。
作業学習では、生徒が4人一組になって、まず製作図面を見てパイプを切断するサイズを計算したあと、協会の皆さまによる丁寧なご指導により、塩ビのパイプに触れて加工・組立を行いました。パイプを切ったり、バリをのけたり、接着剤を塗ったりと、工業化学科の授業やDIYではあまり経験することのない作業に悪戦苦闘しました。
完成してみると、ゆがんでしまったり、傾いていたりして図面通りにできない人が多かったですが、おもいっきり失敗することで何がいけなかったのかを学ぶことができました。また、クラスのみんなと協力し合う大切さも学ぶことができました。ちゃんとできているかどうか、次の工業技術基礎の時間に水圧試験をしてみたいと思います。
工業化学科では、愛媛県空調衛生設備業協会様のご援助を得て、毎年2・3年生の希望者に11月の2級管工事施工管理技術検定の筆記を受験させています。先日結果発表があり、8名が受験して6名が合格することができました。大変お世話になり、ありがとうございました。