四国職業能力開発大学校とは、厚生労働省管轄の国立の大学校で、少数の人数で細かく指導を行い、就職先でも活躍できる技術力を育てる学校です。昨年度の若年者ものづくり競技大会では金賞を受賞し、日本一になりました。
若年者ものづくり競技大会とは、20歳以下が参加できる大会で、大学2年生まで出場できます。電子回路組立て職種では、半田付けで素子を組み、グラフィックディスプレイや音の出る素子、フルカラーLEDなどを使って、指定された動作をするプログラムを作成します。
本校メカトロ部は、平成25年度から連続出場しており、日本一に2度輝いた経験があります。昨年度は四国職業能力開発大学校に次ぐ銀賞でした。
合同練習会の参加者は、四国職業能力開発大学校1名、本校3名でした。
半田付けは、四国職業能力開発大学校の技術を学び、本番と同様の雰囲気で合同練習会を行ったため、選手にとって非常に良い経験となりました。また、プログラム問題も非常に難しく、かなり苦戦しましたが、良い勉強となりました。
また、本校OBも四国職業能力開発大学校で活躍しており、非常に複雑な電子回路を組み上げていました。成長している先輩の姿に感動しました。
今回学んだことを、群馬県で行われる若年者ものづくり競技大会の本番で活かしていきたいと思います。