校長式辞で宮地校長は、『本校はグランドデザインとして『次代を担う心豊かなT型人財の育成』を掲げています。皆さんがT型人材を目指して幅広い知識と高い専門性を身に付けるとともに、高校生活で様々なことに挑戦し、経験を重ねて知識を身に付けることは、将来必ず役に立つと信じています。さらに、どんなときでも大切にしてほしいのが、温かい思いやりの心です。これから3年間の学校生活では、色々なことがあると思います。楽しいことや嬉しいこととともに、しんどいことや苦しいこともあると思います。どんなときでもお互いが思いやりの心を大切にして、日々の学校生活を送ることが大切です。そのことが人間的な成長へとつながると信じています。新入生の皆さんが、健康で充実した高校生活を送り、逞しく成長してくれることを祈念します。」と式辞を述べました。
また、菊池同窓会長は「皆さんにとっての3年間は、学業や部活動、学校行事などで、あっという間に過ぎていくと思いますが、高校生だからこそ味わえる日々を大切にし、それを見守ってくださる家族や先生方、友人に感謝することを決して忘れないで下さい。この3年間は人生のかけがえのない時間であり、生涯の友、さらには心の支えとなる先生方との出会いのときでもあります。高校生活の中で将来について真剣に考え、社会で活躍するために必要な知識や技術を身に付け、ひと回りもふた回りも大きな人間へと成長していただけることをご期待申し上げます。」と述べました。
新入生代表宣誓では、兼井さん(建築科)が「私たち320名は、ただ今入学を許可されました。これからは、松山工業高等学校の生徒として、校則を守り、勉学・スポーツに励み、将来、社会に貢献する立派な工業技術者となるよう努力する覚悟であります。」と宣誓しました。