式辞の中で清水校長は、本校が歩んできた歴史に触れ、「困難な時代であっても先人の方々は工業高校としての使命を果たし、伝統を築き上げてこられました。この伝統を未来へ受け継ぐのは皆さんです」と生徒たちに語りかけました。
また、校訓である「自律・創造・協和」について、「互いにつながっています。自分で考え行動する『自律』があるからこそ『創造』が生まれ、仲間と高め合う『協和』へと広がります。この言葉を日々の学校生活の中で実践していきましょう」と呼びかけました。
続いて行われた記念講演会では、本校電子機械科の卒業生で、現在は香川大学創造工学部准教授としてご活躍されている松田伸也様を講師にお迎えし、「経験は未来につながる ―AI時代に必要な『なぜ?』から考える力―」と題して、ご講演いただきました。
松田様は、高校卒業後のご自身の歩みを振り返りながら、①経験すること、②成功・失敗から学ぶこと、③本質を見抜きAIをいかすこと、の3つを軸にお話しくださいました。失敗だけでなく「なぜ成功したのか」を問い続けることの大切さや、多角的な視点から本質を見抜く力が、これからのAI社会において不可欠であることを、分かりやすく解き明かしてくださいました。
最後に、生徒を代表して生徒会長の和田さん(電気科3年)が、「これまでにAIを活用する中で試行錯誤した経験があるので、その学びを生かして正しくAIを活用していきたいです」とお礼の言葉を述べました。
先輩が語る言葉や本校の伝統の重みに触れるとともに、AI時代に必要となる「なぜ?」から考える力について学ぶ、貴重な一日となりました。
ご講演いただいた松田様、誠にありがとうございました。