松山事業所は、松山空港を挟んで北地区と南地区に分かれており、広大な敷地内には生産工場に加えて研究施設も整備されています。今年度は、樹脂事業本部におけるポリカーボネートの生産現場も新たに見学させていただきました。
●見学内容
クラスを2班に分け、次の施設を見学しました。
- 北地区:樹脂事業本部 耐衝撃性・透明性に優れたポリカーボネート樹脂「パンライト」の製造
- 南地区: 高精密メンブレン「ミライム」の製造
●最先端素材の製造現場
ポリカーボネート「パンライト」は高い透明性と強度を兼ね備えた樹脂で、CD・DVDの盤やヘルメットへの使用で広く知られています。現在では、新幹線の窓、自動車のライトカバー、スマートフォンのプラスチックレンズなど、ガラスに代わる軽量で丈夫な素材として幅広く活用されています。
高精密メンブレン「ミライム」は、ナノレベルの精密加工が施された最先端素材です。外見は一般的なフィルムに見えますが、半導体製造、環境分野、医療分野などでの活用が期待されています。製造設備はクリーンルーム内に設置されており、特別に内部も見学させていただきました。
●卒業生との交流
工場内では、各部署で活躍されている工業化学科卒業の先輩方とお会いすることができました。後輩である生徒たちに、明るく丁寧に説明される姿が大変印象的でした。
見学後には懇談会も開催していただき、現在の仕事や生活の様子、進路選択の経緯、高校時代に力を入れていたことなどについて、生徒からの質問に親身に答えていただきました。
先輩方との懇談会の様子
南地区で活躍されている卒業生
工場内は撮影禁止のため、最後に集合写真を撮影しました
帝人株式会社松山事業所の皆さま、貴重な学びの機会をいただき、誠にありがとうございました。