校長式辞では、宮地校長から、2学期に実施された運動会や松工祭、弁論大会、マラソン大会など、数多くの学校行事を通して、生徒一人ひとりが真剣に取り組む姿が見られたことについてお話がありました。また、ものづくりコンテストでの全国優勝をはじめ、全国大会・四国大会への出場や各種大会での活躍について触れ、生徒たちの努力と成果を大いに讃えられました。
あわせて、ノーベル賞受賞研究に関する話題を紹介しながら、「チームワーク」の大切さについて語られました。一人ひとりが自分の役割を果たし、互いを思いやりながら行動することが、良いクラスや学校行事につながること、そして松山工業高校が将来、温かい思い出として振り返ることのできる母校となるよう、互いを大切にしてほしいと呼びかけられました。
最後に、これから始まる冬休みに向けて、健康に十分気を付けて有意義に過ごし、3学期の始業式には元気な姿で登校してほしいとの言葉がありました。
生徒代表として、情報電子科3年の村上さんが挨拶を行いました。村上さんは、技能五輪への挑戦、日々の学習、マラソン大会への取り組みという2学期に力を入れた3つの経験を振り返り、「目標を持ち、それに向かって努力することの大切さを今後の学校生活や卒業後にも生かしていきたい」と力強く述べました。