本校メカトロ部から出場した3名の生徒が、「技能五輪全国大会 電子機器組立て職種」の二次選考会を見事通過し、10月に愛知県で開催される全国大会への出場権を獲得しました。
選考会は7月28日(月)、東京・八重洲AP会議室にて実施されました。この大会は、厚生労働省と中央職業能力開発協会が主催する「技能五輪全国大会」への出場者を決定するもので、電子機器組立て職種は23歳以下の青年技能者を対象としています。
二次選考会は記述方式で行われ、電気回路・電子回路・ソフトウェア・マイコン・インタフェース・計測・制御・センサなど、広範な技術分野から出題されました。
今年度の選考は、定員19名に対し、企業から23名、大学校から12名、高校から5名の計40名が参加するという、2倍以上の高倍率でした。
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本校からはメカトロ部の3年生1名、2年生2名の計3名が出場。いずれも厳しい選考を突破し、本校出場者全員が予選通過を果たしました。これに、昨年度の通過実績により予選免除となっている選手を加えると、本校からは合計4名が全国大会への出場となります。


大会に参加した生徒たち
この大会で問われる技術水準は高校教育の範囲を超える高度なもので、企業や大学校の選手と同等以上の実力が求められます。選手たちは1年生の頃から長期間にわたり準備を積み重ねてきました。
また、本校メカトロ部OBのうち、企業選手として出場した3名も予選を通過。さらに、予選免除となっている企業選手OBが6名いることから、本大会出場者40名中12名が本校メカトロ部の出身者という結果となりました。
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全国大会は10月16日(木)〜20日(月)に愛知県国際展示場で行われます。大会に向けて、選手たちにはさらなる技術力の向上と、本番での健闘を期待しています。