宮内小学校児童クラブ おもしろ実験教室開催 3月15日(土)化学技術部
2025年3月17日 09時48分化学技術部の2年生 渡部さん、西森さん、平尾さん、山本さん、池内さん、新居田さん、田村さん、そして卒業生の酒井さんの計7名が、宮内小学校の児童クラブで2回目の「おもしろ実験」を開催しました。
● 梅の花が咲く宮内小学校で、化学の魅力を体験!
砥部町の宮内小学校では、ちょうど梅の花が見ごろを迎えていました。今回の実験では、児童たちに「化学反応で風船を膨らませる実験」を体験してもらいました。
● 酢酸と重曹の化学反応で風船が膨らむ!
食酢の酢酸と重曹を反応させ、発生する二酸化炭素で風船を膨らませる実験を行いました。
- PETボトルに酢酸(4%)60mLと紫キャベツの絞り汁5mLを入れる
- 天秤で計った重曹7gを風船の中に入れる
- 風船をPETボトルに取り付け、重曹を酢酸に落とす
- 化学反応で二酸化炭素が発生し、風船が膨らむ
● 酢酸の酸性からアルカリ性への変化も観察
最初は酢酸が酸性のため、紫キャベツの色素が赤色でした。しかし、重曹を加えて反応が進むと、液体が弱アルカリ性になり、青色に変化しました。児童たちは、風船が膨らむ様子に夢中でしたが、色の変化にも気づいてもらえるよう説明しました。
● さらに大きく膨らませるには?
2回目の実験では、風船をもっと大きく膨らませる方法を児童たちに考えてもらいました。その結果、「重曹を増やす」というアイデアが出されました。
そこで、重曹と酢酸を2倍にして実験すると、予想通り風船はさらに大きく膨らみました!
● 小学生に化学の面白さを伝え続けます!
今回の実験を通じて、児童たちは化学の不思議や面白さを体験しました。化学技術部では、今後もさまざまな実験を研究し、より多くの子どもたちに科学の楽しさを伝えていきます。児童クラブなどからの依頼もお待ちしています!
出前授業