このコンテストでは、サーバにアクセスしてマップが出現し、その中を自作プログラムで動作させます。動作は完全に自作したAI(人工知能)プログラムによって行われ、たとえば得点が高いアイテムに対して最短ルートを探索するなど、多種多様なプログラムとアイディアが必要です。マップには様々なアイテムが存在し、それらを取得することで点数が加算され、また相手クライアントを“PUT”することでさらに得点が加わります。
全国で35作品の中から1次予選、2次予選を勝ち抜いた8校が本戦に進出しました。本戦では最初にリーグ戦が行われ、その中で上位4校に絞られます。本校は1次予選1位、2次予選6位で通過し、本戦でも上位に入り決勝トーナメントに進出しました。準決勝では埼玉県立三郷工業技術高校と対戦し、4対0で勝利。決勝でも栃木県立栃木工業高校と対戦し、4対0で勝利し、3年ぶり3度目の優勝を果たしました。
優勝プログラムをメインで作成した電子機械科3年の日野くんは、「自分たちなりに一生懸命努力して成果が出たので、とても良い思い出になりました。来年度も後輩たちにこの結果をつなげてほしい」と述べました。参加した生徒たちは熱心にプログラミングに取り組み、技術を向上させることができました。来年度は追われる立場となるため、連続優勝を目指して頑張ってほしいと思います。